2013年6月3日月曜日

毎月第2土曜日は偉大なるシャンパンの日。


Champagne Bar RM 情報

毎月第2土曜日は偉大なるシャンパンの日。

1回の6/8は『フィリポナ』に決定しました!

1.フィリポナ クロデゴワセ  ¥2500
2.フィリポナ グラン・ブラン 1985 ¥3000


フィリポナの『クロ・デ・ゴワセ』と言えば、シャンパーニュ地方で、たった2つしかないモノポール(=単独所有畑)のうちの1つ!!
(もうひとつは、クリュッグの【クロ・デュ・メニル】。)

16世紀から16代続く名門フィリポナ。アイ村では最も有名な生産者のひとりですが、その規模はメゾンではやや小さめの年間生産量70万本。
自社畑は20haで、そのうち、モノポールの最高の畑、クロ・デ・ゴワセはわずか5haです。この畑は、それ自体が小さな山のような非常に急な斜面で、普通では登ることすら難しい独特の地形をしています。

クロ・デ・ゴワセとはフランス古語で「働きにくい畑」と言う意味らしく、まさにその言葉をここで働く人はその言葉を実感しているのではないでしょうか。
クロ・デ・ゴワセは65%がピノ・ノワール、35%がシャルドネで構成され、そのほとんどが南向きの畑です。この急斜面に南向きということで、日光が普通の畑よりもかなり多く照らされ、13度くらいのアルコールで一次発酵が終えられるそうです。これは通常の12度も高い!という驚異的な数字。

クロ・デ・ゴワセは14もの区画に分けられ、それぞれで収穫、一次発酵を行なっている。

法律で決められている熟成年数が15ヶ月なのに対し、ここはノンヴィンテージ
では3年、ヴィンテージでは5年、そしてクロ・デ・ゴワセで10年です。

フィリポナではシャンパーニュに使うのは全てファーストプレスで、樽もほとんどがブルゴーニュのものを使っています。

  
そして、グラン・ブランはブラン・ド・ブラン、つまりシャルドネ100%のシャンパン。ピノ・ノワール主体のクロ・デ・ゴワセと比較するのは非常に面白いかと思います。ヴィンテージも偉大な年でありスタイリッシュな1985年!!

フィリポナの魅力を存分に味わってみて下さい!!



*なおその日はボランジェもグラス1,000円でご用意しております。